今回はPythonで文字列の一部を取り出す方法を紹介します。
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文字列の一部の取り出す
Pythonでは部分の一部、部分文字列のことをスライスと呼びます。
文字列からスライスを取り出すには、次のようにコードを書きます。
インデックスとは、同種の複数の文字があるとき、個々の要素を区別するための識別情報だよ!
❁詳しく インデックスとは?
print(y[0:4])
print(y[1:3])
結果:0123
12
yに “0123456789”を代入したたので、それによった結果がでます。
print(y[0:4]) ←0~4を指定したので最初から4文字が出た
print(y[1:3]) ←1~3を指定したので2文字目から3文字目が表示
すこしややこしいけど、0を1と数えるのがインデックス!
インデックスを省略する
場合によっては、指定するインデックスを省略して文字列の一部を取り出すこともできます。
最初のインデックスを省略すると、初めから指定した文字まで。
最後のインデックスを省略すると、指定した文字から最後までという意味になります。
print(z[:2])
print(z[4:])
結果:01
456789
print(z[:2]) ←0~2文字目まで z[0:2]と同じ
print(z[4:]) ←4文字目以降 z[4:len(z3)]と同じ
❁詳しく len関数とは
シンプルで分かりやすいコードになるね♥
インデックスに負の値を指定すると、最後の文字からの位置を指定することもできます。
ファイルの拡張子だけを取り除きたいときは以下の用なコードを書きます。
print(filename[:-4])
結果:sample
途中の文字をスキップして取り出す
途中の文字をスキップして取り出すには以下の通りです。
スライスを指定する部分の最後にステップ数(何番目ごとに取り出すか)を指定します。
print(s[::2])
print(s[::3])
結果:02468
0369
print(s[::2]) →sの文字列を2個飛ばしで表示
print(s[::3]) →sの文字列を3個飛ばしで表示
文字列の一部を取り出す まとめ
いろいろ応用できるコードです。しっかりおさえておきましょう。
今回の内容をまとめておきます。
- 文字列の一部を取り出す
print(文字列[最初の文字のインデックス:最後の文字のインデックス]) - 最初のインデックスを省略
→初めから指定した文字まで表示 - 最後のインデックスを省略
→指定した文字から最後まで表示 - インデックスに負の値を指定
→最後の文字からの位置を指定 - 途中の文字をスキップして取り出す
文字列[最初の文字のインデックス:最後の文字のインデックス+1:ステップ数]
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