今回はPythonで文字列内の文字を変換表を用いて置換する方法を紹介します。
\前回の内容はこちら/
変換表での置換は taranslateメソッド・ maketransメソッドを使用する
文字列の置換をするtaranslateメソッド
taranslate(table)メソッドでは「a」を「A」や「え」を「ゑ」にと、 maketansメソッド で作成した指定の変換表に基づき、文字単位で置換ができます。
カテゴリ:strクラス
メソッド:translate(table)
説明:文字を変換表に従って変換する
変換表を作成するmaketransメソッド
変換表を作変換表を作成するにはmaketansメソッドを使用します。
カテゴリ:strクラス
メソッド:maketrans(x,y)
x:変換元の文字の並び、y:変換後の文字の並び
説明:translateメソッドで使用する変換表を作成する。
かりん
xとyの文字数は同じにしてね!
maketransはインスタンスに依存しないクラスメソッド(スタティックメソッド)で「str.maketrans(~)」の形式で使用します。
インスタンス(instance)とは、
あらかじめ定義されたコンピュータプログラムやデータ構造などをメインメモリ上に展開して処理・実行できる状態すること。
実際に変換表を使って文字を置換しよう!
今回は1、2、3をそれぞれ①、②、③に置換する例を紹介します。
print(“1パソコン 2マウス 3キーボード”.translate(str.maketrans(“123″,”①②③”)))
結果:①パソコン ②マウス ③キーボード
str.maketrans(~) で置換表を作成。
.translateで置換表にしたがって、文字を変換しています。
Pythonで文字列内の文字を変換表に従って置換する まとめ
置換表?って言葉にすると難しくに思いますが、内容は結構簡単。
実は意外と応用できるコードですので、しっかり勉強しておきましょう。
今回の内容をまとめておきます。
- taranslateメソッド
文字列を変換表に基づいて置換する - maketransメソッド
変換表を作成する - 文字列内の文字を変換表に従って置換
print(“文字列”.translate(str.maketrans(“変更したい文字”,”置換したい文字”)))
\次回の内容はこちら/
コメント