今回は自営業者の方などのために制定された年金制度について勉強します。
3つ制度があるので、分けてまとめていきます。
\前回の内容はこちら/
付加年金
第1号被保険者(自営業者など)が国民年金に上乗せして受給できる年金制度です。
毎月の年金保険料に月400円加算して支払えば、老齢基礎年金を加算して受け取ることができます。
❁付加年金の加算額の計算
付加年金の保険料を払った月数×200円
付加年金の保険料を払った月数×200円
こちらでも、付加年金についてふれています。
国民年基金
これも第1号被保険者が国民年金に上乗せして受給するための年金制度です。
支給される年金は掛金の額によって変動し、確定拠出型。
拠出限度は、確定拠出年金と合算して月額6,8000円と決まっています。
また、付加年金と同時に加入できません。
小規模企業共済
従業員が20人以下の個人事業主や役員のための退職金制度です。
掛金は月に1,000~70,000円で選択。
全額が書規模企業共済等掛金控除の対象になります。
自営業者などのための年金制度 練習問題
〇か×かで答えよ。
(1)自営業者が個人向け確定拠出年金に加入している場合、国民年金基金は後68,000円拠出できる。
(2)小規模企業型共済は、全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となる。
(3)付加年金は、毎月の年金の支払いに200円加算すれば老齢基礎年金に加算がされる。
(1)自営業者が個人向け確定拠出年金に加入している場合、国民年金基金は後68,000円拠出できる。
(2)小規模企業型共済は、全額が小規模企業共済等掛金控除の対象となる。
(3)付加年金は、毎月の年金の支払いに200円加算すれば老齢基礎年金に加算がされる。
回答
(1)×
国民年金基金は確定拠出年金と合算して68,000円までと決まっています。
(2)〇
(3)×
付加年金は、毎月の400円追加して年金の支払いを行うと加算されます。
自営業者のための年金制度 まとめ
いかがでしたでしょうか。
試験に出る内容を簡単にまとめているので、各項目の詳しく知りたい方はネット検索するなどして調べてみてくださいね。
私も少しずつ、詳しい意味の記事を更新していけたらいいなと思います。
今回の内容をまとめておきます。
- 付加年金
毎月+200円で老齢基礎年金を加算できる。
→付加年金払った月×200円 - 国民年金保険
拠出型
確定拠出年金と合算して68,000円 - 付加年金と国民年金保険は両方加入NG
- 小規模企業共済
従業員20人以下の個人事業主の退職金制度
全額小規模企業共済等掛金控除の対象
\次回の内容はこちらです/
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