今回は社会保険の中の3つの公的医療保険の健康保険について勉強します。
\前回の内容はこちらで復習/
国民健康保険
国民健康保険は公的医療保険の中のひとつです。
健康保険や共済組合などの適用を受けない自営業者や未就学者など、市区町村に住所がある人すべてを対象にした保険です。
♥参考記事 公的医療保険はこちらで確認
国民健康保険の保険者
国民健康保険は、都道府県と市区町村が共同で保険者になるもの。
国民健康保険組合が保険者になるものの2パターンがあります。
保険料
国民健康保険の保険料は、市区町村によって異なりますが、前年度の所得などにより被保険者ごとに計算されるところは同じです。
国民健康保険の給付内容
国民健康保険の給付は、健康保険とほぼ同じです。
ですが、一般に出産手当金や傷病手当金はありません。
国民健康保険 | 健康保険 | |
療養の給付 | 〇 | 〇 |
高額療養費 | 〇 | 〇 |
出産育児一時金 | 〇 | 〇 |
出産手当金 | × | 〇 |
傷病手当金 | × | 〇 |
埋葬料 | 〇 | 〇 |
国民健康保険 練習問題
〇か×で答えよ。
(1)健康保険に出産手当金はあるが、国民健康保険には一般に出産手当金はない。
(2)健康保険には高額療養費はあるが、国民健康保険にはない。
回答
(1)〇
(2)×
国民健康保険は一般に出産手当金と傷病手当金がありません。
国民健康保険 まとめ
いかがでしたでしょうか。
ここでは、健康保険と国民健康保険の違いをおさえておけばOKかと思います。
今回の内容をまとめておきます。
- 国民健康保険は
自営業者や未就業者などが対象の保険 - 都道府県市町村か国民健康保険組合が保険者
- 給付内容は国民健康保険とほぼ同じ
→出産手当金と傷病手当金はない
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