ここからは投資信託について勉強したいと思います。
興味のある方も多いのでないでしょうか。
\前回までは株式について/
投資信託とは
ではさっそく投資信託とは、どういうものかを説明します。
投資信託とは
投資信託とは、投資家から資金を集めて1つの基金とし、それを専門家が株式や不動産などに分散投資をして、そこで得た利益を投資家に配分する金融商品です。
❁投資信託の特徴
元本保証なし 小口投資が可能 専門家が投資&運用
投資信託に関する用語
投資信託に関する用語は以下のものがあります。
ファンド | 運用資金のこと。 一般的には金融商品のことを指します。 |
基準価額 | 投資信託の1口あたりの時価 |
運用報告書 | 運用の実績や状況が書かれている書類 |
目録所見 | ファンドの説明書。 目的・特色・投資の方針・リスク・手続きについて記載された書類。 |
投資信託のしくみ
もう少投資信託について知っていきましょう。
投資信託のしくみ
投資信託には会社型と契約型の2種類がありますが、日本の投資信託のほぼ契約型です。
契約型投信信託とは、運用会社と信託銀行が信託契約を結ぶ形式をいいます。
- 販売会社が投資信託の販売を行い投資家から資金調達
- 運用会社はその資金をもとにファンドを組み、管理会社に対して運用の指図を行う
- 管理会社は指図をもとに、資金を株式などに投資する
- 運用によって得た収益が投資家へ配分される
投資信託のコスト
投資信託を行うときの投資家が負担するコストは次のようなものがあります。
- 購入時手数料
商品購入時に販売会社に支払う手数料
(手数料不要のものもある) - 運用管理費用(信託報酬)
販売会社、運用会社、管理会社へ支払う手間賃 - 信託財産留保額
中途換金時に発生する手数料
投資信託の中途換金方法
投資信託を中途換金するには、解約請求と買収請求の2つの方法があります。
- 解約請求
投資家が運用会社に直接、解約を請求する - 買収請求
投資家が販売会社に受益証券を売却する方法
投資信託の基本 練習問題
〇か×かで答えよ。
(1)信託財産留保額とは、中途換金時に徴収される手数料のことをいう。
(2)投資信託は元本が保証されている。
回答
(1)〇
(2)×
元本は保証されていない。
投資信託の基本 まとめ
今回は投資信託の基本となる部分の解説でした。
今回の内容をまとめておきます。
- 投資信託
資金を専門家に任せて運用をし、その利益が報酬となる仕組み
小口投資が可能
元本保証なし - 投資信託のコスト
購入時手数料:購入時のコスト
運用管理費用:保有時のコスト
信託財産留保額:中途換金時 - 中途換金方法
解約請求と買取請求の2種類
\次回の内容はこちら/
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