今回は外貨建て金融商品について学びます。
最近少し知名度が上がってきたように感じますが、興味のある方も多いのではないでしょうか。
\前回の内容/
外貨建て金融商品とは

外貨建て金融商品とは、何なのでしょうか。基本の部分を紹介します。
外貨建て金融商品
外貨建て金融商品とは、取引が米ドルやユーロなどの外貨建てで表示されている金融商品です。
円高や円安の影響で損益が出たりします。
❁関連 インフレ・デフレについて
為替レート
外貨建ての金融商品を購入するときは、円から外貨に換金必要があります。
また利子や元金を受け取るときには、外貨から円に換える必要もありまあす。
このときには、為替レートを用います。
TTS:円→外貨に換金するレート
TTB:外貨→円に換金するレート

二つの基準となるレートをTTM(仲値)というよ
為替リスク
為替レートは常に変動しています。
そのため、外貨建て金融商品の取引はレートの変動による影響(為替リスク)がつきものです。
為替レートの変動によって生じた利益を為替差益、損失を為替差損といいます。

円安になると為替差益がでるってことだね!
外貨建て金融商品の種類

外貨建て金融商品の主なものにはこちらがあります。
- 外貨預金
- 外国債券
- 外国投資信託
少し詳しく説明します。
外貨預金
その名の通り、外貨で行う預金のことです。
仕組みは日本の円預金と同じですが、預貯金保険制度は対象外。
定期預金は中途換金ができません。
❁預貯金保険制度とは セーフティーネット制度と関連法規
外国債券
発行者、発行場所、通貨のいずれかが外国である債券の総称を外国債券といいます。
円建ての海外の債券も外国債になります。
発行者が海外、発行場所と通貨が日本の債券をサムライ債。
発行者と通貨が海外、発行場所が日本の債券をショーグン債といいます。
外国投資信託
投資信託の国籍が海外にあり、海外の法律に基づいて設定される投資信託です。
代表的なものに、外貨建てMMFがあります。

外貨建てMMFは外国籍の公社債投資信託のことだよ
❁外貨建てMMFの特徴
- 売買手数料なし
- 短期の金融商品で運用
- 株式は組み込まれていない
- いつでもペナルティなしで換金可
- 売却益は譲渡所得
- 収益配分金は利子所得(20.315%)
外貨建て金融商品 練習問題
〇か×かで答えよ
(1)円を外貨に換えるときの為替レートはTTSを用いる。
(2)TTBが50円TTDが55円のとき、500ドルを円貨に換金すると3,0000円である。
(3)外貨建てMMFは中途換金すると手数料が発生する。
(4)日本で外貨預金を行うと、預金保険制度の対象となる。
(1)〇
(2)×
500ドル×55=27,500円
(3)×
外貨建てMMFはいつでもペナルティなしで換金可能。
(4)×
外貨預金はいかなる場合でも預金保険制度は対象とならない。
外貨建て金融商品 まとめ

今回は外貨で行う金融商品についてまとめました。
いろいろなことが関連して少しややこしいですが、しっかり覚えておきましょう。
今回の内容をまとめておきます。
- 為替レート
外貨→円:TTB
円→外貨:TTS - 為替リスク
為替レートの変動で利益:為替差益
為替レートの変動で損益:為替差損 - 外貨建て金融商品
外貨預金
外国債券
外国投資信託(外貨建てMMF)
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