景気は「不景気→景気の拡大→好景気→景気の下降→不景気」のサイクルを繰り返します。
今回はそんな景気について勉強します。
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インフレ・デフレ
インフレとは、物価が継続的に上がり、お金の価値が下がった状態をいいます。
100円のりんごが150円になった
=お金の価値が下がった
デフレとは、物価が継続的に下がり、お金の価値が上がったことをいいます。
100円のりんごが80円になった
=お金の価値が上がった
景気の関連
景気、金利、物価、為替、株価は関連しながら動きます。
景気と金利
景気がよいと、ものを買うためにお金を借りる人が増えます。
そうすることで、金利は上昇。
しかし、反対に景気が悪くなると、金利が下降します。
物価と金利
物価が上がる(インフレになる)と、ものを買うためのお金がたくさん必要です。
そうすると、金利は上昇します。
反対に、物価が下がる(デフレになる)と、金利は下降傾向になります。
為替と金利
為替が円高になると、輸入製品の値段が下がります。(物価が下がる)
なので、結果として金利は下降します。
円安になると、輸入製品の価格が上がる(物価が上がる)ので、金利は上昇傾向です。
景気と株価
景気がよくなると、企業の業績がよくなるので株価は上昇します。
逆に景気が悪くなると、企業の業績が悪くなります。
そのため、株価は下降します。
景気とその影響 練習問題
〇か×かで答えよ。
(1)インフレとは、物価が継続的に下降し、貨幣価値が下がった状態である。
(2)為替が円高になると、金利は上昇する。
(3)景気がよいと、金利は上昇する。
(1)×
インフレは物価が継続的に上昇し、貨幣価値が下がった状態です。
(2)×
為替が円高になると、輸入品などの価値が下がり金利は下降する。
(3)〇
景気とその影響 まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はさらっと流せた人も多いかもしれません。
しかし、お金の勉強をするには欠かせない大切な内容です。
しっかりと理解をしておきましょうね。
今回の内容をまとめておきます。
- インフレ
物価↑お金の価値↓ - デフレ
物価↓お金の価値↑ - 景気と金利
景気+:金利↑ 景気-:金利↓ - 物価と金利
物価↑:金利↑ 物価↓:金利↓ - 為替と金利
円高:金利↓ 円安:金利↑ - 景気と株価
景気+:株価↑ 景気-:株価↓
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