ポートフォリオ【FP3級勉強】

今回はポートフォリオについて勉強します。

ポートフォリオとは何のことなんでしょうか。

＼前回の内容はこちら／

ポートフォリオとは
1. ポートフォリオ運用
2. アセット・アロケーション
リスクと低減効果と相関係数
ポートフォリオ練習問題
ポートフォリオまとめ

ポートフォリオとは

ポートフォリオとは、一般に所有する資産の組み合わせのことです。

分散投資という意味として使われることもあります。

ポートフォリオ運用

性格の異なる複数の金融商品に投資することで、安定した運用を行うことをポートフォリオ運用といいます。

かりん

A株式だけを投資しているよりも、A株式・B株式・国債と複数の金融商品に投資した方がリスクを減らして安定した収益が得られるんだよ！

アセット・アロケーション

投資資金を国内株式・国内債券・海外債券・不動産などの複数の異なる資産（アセット）に配分（アロケーション）して運用することをアセット・アロケーションといいます。

ポートフォリオは個別銘柄の組み合わせ、アセット・アロケーションは資産クラス（国内株式・国内債券・海外株式・不動産など）の組み合わせを指します。

リスクと低減効果と相関係数

投資のリスクとは、不確実性のことをいいます。

かりん

リスクって聞くと損失のみをいうように思うけど、投資のリスクは損失だけでなく利益の発生も含むよ！

ポートフォリオのリスクを低減するためには、できるだけ異なる値動きの金融商品を組み合わせる必要があります。

組み入れる金融商品の値動きが相関関係の有無を確かめるときに、相関係数という係数を使います。

❁相関係数とは
　相関関係を-1～+1までの数値で表したもの。
　係数が-1に近づくほど、リスク低減効果が期待できます。

ポートフォリオ練習問題

〇か×かで答えよ。

(1)ポートフォリオ運用とは、一つの金融商品に集中して投資をすることをいう。

(2)アセット・アロケーションとは、投資資金を複数の異なる資産に分配投資をすることをいう。

(3)2つの金融商品の投資を行う際、その金融商品同士の相関係数が+1であるとき、リスク低減効果が期待できる。

回答

(1)×
　性格の異なる複数の金融商品に投資することをいう。

(2)〇

(3)×
　相関係数は-1に近づくほど、リスク低減効果が期待される。